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スマホ時代のホームズ。BBC制作の「SHERLOCK」鑑賞とその本質に迫る

英国で最も有名な小説の一つ「シャーロック・ホームズ」。本WEBマガジンでは、その歴史と、原作をベースに、21世紀のホームズを描いたBBC大ヒットドラマ「SHERLOCK」を紹介する。 本記事を読み、ドラマ「SHERLOCK」を観れば、アンティークの本質である「受け継がれる人と物」を感じることができるだろう。


▶シャーロックの歴史

推理小説の金字塔、Sherlock Holmes(シャーロック・ホームズ)は、19世紀後半にイギリス人小説家であるアーサー・コナン・ドイルの作品「シャーロック・ホームズ」シリーズの探偵主人公だ。 1887年から1927年にわたり、長編・短編合わせて60編が発表されている。21世紀になった今でも、世界中にファンがおり、人気が衰えることがない。



元祖シャーロックは、ロンドンのベイカー・ストリート221Bにあるハドソン夫人所有のアパートで、ジョン・ワトソン医師を相棒として共同生活をしており、抜群の観察眼と推理力を持つ、天才探偵だ。物語の基本形は、相談者や捜査に関与する警察官がホームズに助けを求め訪ねて来ることで始まる。ホームズが現場に調査に行き、謎解きをして、物語は終わる。大半はワトソンの視点による事件の記録形式だ。


そんな世界的な推理小説が、スマホ時代に生まれ変わった。 今回は、そのドラマSHERLOCK(シャーロック)をご紹介しよう。



▶名探偵? それともサイコパス?BBC制作のSHERLOCK(シャーロック)

英BBCにより、21世紀にシャーロックが甦った。 原作が大好きな方も、シャーロックをよく知らなかった方も、皆そのスリルを楽しむことができるミステリードラマの傑作だ。 ドイルの原作をベースに、21世紀のロンドンを舞台に、「コンサルタント探偵」であるホームズがスマホ等の最新デバイスを活用して事件を解決してゆく様は痛快だ。

以下、それぞれのシーズンの概要を紹介しよう。(以下、Netflixより引用)

Netflix: https://www.netflix.com/jp/title/70202589


シーズン 1

アーサー・コナン・ドイルが生み出したあの名探偵が現代のロンドンを舞台に復活。レストレード警部のコンサルタントとして最新技術を駆使し数々の難事件に挑む!


シーズン 2

魅惑の美女アイリーン・アドラーの危険で複雑な計画に巻き込まれたシャーロック。名探偵と世紀の悪女、知能と技術を尽くした闘いを制するのは果たして…?


シーズン 3

2年の沈黙を経て、"死んだはず"のシャーロック・ホームズが復活。ワトソンとともに3つの難事件に挑むが、そこにはさらなる危険が待ち受けていて…。


シーズン 4

待望のシーズン4がついに始動! 本来の時代設定にホームズとワトソンが帰ってくる。ビクトリア時代末期のロンドンを舞台に活躍する、スペシャル編でスタート。


読者に最もオススメしたいシーズンは、シーズン3だ。 本シーズンにより、2014年にテレビ界のアカデミー賞「第66回エミー賞」にて、SHERLOCKは、ミニシリーズ / テレビムービー部門で、主演男優賞をはじめ、助演男優賞、脚本賞など7部門に輝いている。


ちなみに、ドラマの中にベーカーストリートにあるシャーロックのアパートの1階のカフェ「SPEEDY’S」は、実際に営業しているカフェだ。 ロンドンを訪れることがあれば、シャーロックハットをかぶって優雅に朝食をとってみても良いだろう。

https://www.facebook.com/SpeedysCafe/


▶21世紀にも受け継がれる、シャーロック

1887年にスタートしたシャーロック。 130年以上も世界中で親しまれ、読まれ、愛されているこの作品もまた進化を続けている。 スマホ時代の次の時代が来たときは、またその次代に合わせてリメイクされたドラマが生まれる可能性も否めない。



NO ANTIQUE NO LIFEが提唱する「過去はいつも新しく、本物の未来はいつも懐かしい。」というメッセージがまさに詰まっているシャーロック。 21世紀に生まれ変わっても、引き継がれるその優れたストーリーと、英国の文化・歴史、そして演じる現代の役者は正にアンティークの本質と同じ、「物」と「人」が引き継がれたストーリーだ。 シャーロックの歴史を重んじ、愛しつつ、これからのシャーロックの進化に期待しようではないか。


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