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  • 執筆者の写真NANL

現代英国料理を楽しむなら、The Ivy(ザ・アイヴィー)でShepherd's Pieを

本WEBマガジンでは、日本に蔓延する「イギリス=飯がマズい」という”常識”を全否定し、「美食の街、ロンドン」を提唱している。 ロンドナーは口を揃えて「ロンドンの飯がマズいのは、10年前まで」と眉をしかめて語る。 今回は、そんな美食の街ロンドンの現代英国料理 Modern British Cuisine のレストランの"注文すべきメニュー"を紹介する。 読者の皆様には、日本ではまだ珍しい「イギリスは、ウマい」という"常識"をインストールしていただきたい。



▶The Ivy(ザ・アイヴィー)とシェパーズパイ

1917年にカフェとしてオープンして依頼、複数の経営者によって引き継がれてきたSOHOエリアの老舗レストランThe Ivy(ザ・アイヴィー)。 きらびやかな内装に目を見張るが、そこで振る舞われるのは、伝統的イギリス料理である。 本レストランは、ロンドナーや観光客だけでなく、世界的なセレブが出入りする超がつく有名店である。


WEBサイト: https://www.the-ivy.co.uk/



マガジンの最後にレストラン情報を記載しているが、やはり来店時は予約をオススメする。 WEBもしくは電話で予約を済ませたら、いよいよメニューの予習だ。 本WEBマガジンのオススメは以下の3点である。


1. 最初は、ドリンクから。 The Ivyでは、シャンパンやワインが料理にマッチするだろう。 特にシェパーズパイを注文するのであれば、赤ワインを注文するのが良い。 もちろんノンアルコールやカクテルも豊富にあるので、ご自身に好みに合わせてオーダーしよう。


2. 次に、クラシックのメニューからShepherd's Pie(シェパーズパイ)を選ぶことをオススメする。 別名コテージパイとも言われるこのメニューは、マッシュポテトで作るパイ皮と牛肉で作るイギリスのミートパイであり、本レストランの超定番。 サクサク&フワフワのマッシュポテトと、その下に眠る肉の旨味のコンビネーションに心を奪われるだろう。




3. 最後にデザートである。 ココナッツケーキやチーズケーキなどのケーキ系がオススメだが、シャーベットになった果物も捨てがたい。 シェパーズパイで満足した後に、その場の気分で決めるのが良いだろう。


上記メニュー以外であれば、超高級店で味わうフィシュアンドチップス Deep-fried Haddockや Crackling Roast Pork Belly 等が英国の新しい美食を楽しむことができるだろう。 また、店員に相談してメニューを決めるのも良い。 読者の希望に合わせて、最適なメニューをアレンジしてくれるはずだ。


▶The Ivyから滲み出す、受け継がれる物と人

ロンドンのセレブレストラン The Ivy。 実は上記でも紹介しているメニューはいたって伝統的かつシンプルだ。 定番メニューのシェパーズパイやフィッシュアンドチップスなど、他のレストランでも食べられる物が多いので観光客でも安心だ。ではなぜ、このレストランで皆食べたがるのか。 それは歴史とプレゼンテーションに他ならない。 2019年で102年の歴史を刻むアイコニックな建物とその内装のゴージャスさ、そこで提供される伝統的で確実に美味しい究極の英国料理。 この前衛と伝統の交差する空間が The Ivy を唯一無二の存在にしているのだ。


100年以上引き継がれる歴史ある建物(=物)と、その内部で提供される優れた料理(=物)、そしてそれらをお客に提供するレストランのオーナーやシェフ、スタッフ(=人)。 ここにもアンティーク同様の受け継がれる物と人。「過去はいつも新しく、本物の未来はいつも懐かしい。」という本WEBマガジンが提唱するアンティークのエッセンスを垣間見ることができるのだ。


ロンドンの食のシーンを牽引する The Ivy。 本レストランから感じる物と人の絶え間ない交わり。 これからも、この脈々と続く「物」と「人」の引き継ぎを皆様にご紹介してゆこう。


▶レストラン情報: The Ivy (ザ・アイヴィー)

名前: The Ivy(ザ・アイヴィー)

WEBサイト: https://www.the-ivy.co.uk/

ジャンル: イギリス料理、 モダン・ブリティッシュ

住所: 1-5 West Street London WC2H 9NQ

電話: +44 20 7836 4751

最寄り駅: Covent Garden、またはLeicester Square


#英国料理 #美食の街 #TheIvy

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